「植えない」森づくり : 自然が教える新しい林業の姿
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書誌事項
「植えない」森づくり : 自然が教える新しい林業の姿
農山漁村文化協会, 2011.4
- タイトル別名
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植えない森づくり : 自然が教える新しい林業の姿
- タイトル読み
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ウエナイ モリズクリ : シゼン ガ オシエル アタラシイ リンギョウ ノ スガタ
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内容説明・目次
内容説明
森づくり=植林?日本の誰もが勘ちがい?!豊かな雨量と降雪、夏は日照が長く高温になる日本列島。欧米とちがって木は植えなくても生えてくる。大事なのは植えることより、上手に伐ること。日本の気候と豊かな表土が容易にする“植えない”森づくり—そこから導かれるグランドデザインと、新たな林業を提言する。
目次
- 序章 森は“植えて”できるものなのか?
- 1章 瀬戸際にある日本の山、森—本当の原因、再生のシナリオ(植えすぎたスギ・ヒノキ人工林;スギ・ヒノキ放置林が招く表土流出と土石流;理想の人工林—伊勢神宮宮域林;挿し木笛には直根がない!?—人工林が災害に弱いもう一つの理由;実生木の力強さを活かす森づくりを)
- 2章 緑の戻るマツ林、枯れ始めたナラ林—日本のもう一つの山、森の現状(マツ枯れの本当の原因は?;根と共生する菌根菌が弱っている;もう一つの樹木枯れ—ナラ類の広葉樹枯死;森の潜在力を引き出す知恵を)
- 3章 “植えない”森の豊かな植生—森づくりの新しいかたち(森林ボランティアの経験から;森づくりだけなら自然復元が最も効率的;自然復元モデル林のダイナミックな遷移;野生動物が教えてくれる日本の森の本質)
- 4章 新しい環境保全型林業の創造—“植えない”森づくりとの共存をめざす(山づくりの新グランドデザイン;日本の気候風土に適した林業のススメ;環境林と経済林の共存—鋸谷式密度管理をスタンダードに;近自然工法でつくる作業道で間伐材を出す;北海道大学・苫小牧演習林に学ぶ)
- 終章 暮らしと森の関係を取り戻す
「BOOKデータベース」 より