旅と大英帝国の文化 : 越境する文学
著者
書誌事項
旅と大英帝国の文化 : 越境する文学
ミネルヴァ書房, 2011.5
- タイトル別名
-
旅と大英帝国の文化 : 越境する文学
- タイトル読み
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タビ ト ダイエイ テイコク ノ ブンカ : エッキョウ スル ブンガク
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注記
引用文献: 各章末
索引あり
内容説明・目次
内容説明
視覚文化、“風景”美学、場所の記憶、そして周縁を旅する者たち—。英語文学のテクスト研究から生まれた文化研究の成果。
目次
- 周縁の作家たちと大英帝国の文化
- 第1部 国外離脱者と周縁の旅人(周縁の地理学/歴史学—マイケル・オンダーチェ『イギリス人の患者』;国外離脱者と故国—マイケル・オンダーチェ『アニルの亡霊』;逸脱・回帰・周縁の旅—オンダーチェ、イシグロ、クレイシを読む)
- 第2部 拡大する帝国と場所の記憶(拡がる地平—繁栄の時代をもたらしたもの;カズオ・イシグロ作品における戦争責任—「信頼できない語り手」が語る戦争;場所/歴史の記憶としてのカーニヴァル—アール・ラヴレイス『ドラゴンは踊れない』)
- 第3部 帝国の視覚文化(見世物の世紀—見世物世界と『ガリヴァー旅行記』;“風景”と帝国主義—“風景”のイデオロギー;旅の文化政治学—イギリス一八世紀の旅と美学)
- 第4部 英米文学をめぐる本の周辺(J.L.ウェストン/丸小哲雄訳『祭祀からロマンスへ』(法政大学出版局);鈴木建三『絶望の拒絶—ジョージ・オーウェルとともに』(南雲堂) ほか)
「BOOKデータベース」 より