美男へのレッスン
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美男へのレッスン
(中公文庫, [は-31-36],
中央公論新社, 2011
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ビナン エノ レッスン
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注記
中央公論社 1994年刊に加筆、訂正したものを、上下2巻に分冊したもの
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784122054899
内容説明
「男達の圧倒的多数がそんなに美男でもないし醜男でもない」という状況にありながら、男のカテゴリーには「美男」と「醜男」の二つしかない。しかし、果たして「男の美貌」というものに価値はあるのか。いまだかつて論じられたことのなかった「美男とは何か」を解き明かす、スリリングな美男論。
目次
- 第1学期 概論(美男のいた時代—あるいは、トニー・カーティスはいいやつだ;男というものは—あるいは、ウィリアム・ホールデンもいいやつだ;若いということ—あるいは、若さに関する残酷なジョーク;美男というもの—あるいは、美男はやっぱりバカかもしれない;美男の社会学—あるいは、すべての大学教授は美男だろうか)
- 第2学期 本論(美男の思想1—あるいは、美男は体質の職人である;美男の思想2—あるいは、「難しいことが嫌いな人はこの章を飛ばしなさい」;明快ブオトコ講座—あるいは、この本で唯一わかりやすいところ)
- 第3学期 一般教養(美女の論—あるいは、整形美女はどのように幸福か;美男のための美術史—あるいは、「男のように美しいオバサン」の存在しない昔)
- 巻冊次
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下 ISBN 9784122054998
内容説明
男が「美しい」ということはどういうことか。アラン・ドロン、石原裕次郎、加山雄三、マイケル・ジャクソンなど、東西さまざまな具体例から美男について考察しつつ、「近代」という時代を考えるスリリングな美男論。
目次
- 第3学期 演習A(アラン・ドロンの肖像—あるいは、物語を生きてしまった男;美男と階級—あるいは、トム・リプリーは錯覚する ほか)
- 第4学期 一般教養(タフガイのいる歴史—あるいは、石原裕次郎は足が長かった;美男のための生物学(あるいは、「可愛い」という本能;あるいは、「美しい」という機能))
- 第4学期 演習B(少年の論への門口—あるいは、マイケル・ジャクソンの混乱;少年の論—あるいは、架空のマイケル・ジャクソンの物語 ほか)
- 最終学期 社会研修(少年は空が飛べる—あるいは、少年は少年でいいじゃないか;ある数奇な中年の物語—あるいは、橋本治と大沢健は『明星』の同級生だった ほか)
「BOOKデータベース」 より