宗教と「他」なるもの : 言語とリアリティをめぐる考察
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宗教と「他」なるもの : 言語とリアリティをめぐる考察
春秋社, 2011.5
- タイトル別名
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Religion and the "otherness" : remarks on language and reality
宗教と他なるもの : 言語とリアリティをめぐる考察
- タイトル読み
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シュウキョウ ト 「タ」 ナル モノ : ゲンゴ ト リアリティ オ メグル コウサツ
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注記
文献表: 巻末p6-17
内容説明・目次
内容説明
言語的構成主義の立場から、ウィトゲンシュタイン、シュッツ、オースティンらの哲学理論を縦横に用いて、宗教の真理や体験のリアリティを問い、さらに、リアリティを異にする他者との相互理解—異なる宗教との対話や統合失調症者の内面理解—の可能性にまで挑む。宗教哲学のスリリングな展開。
目次
- 第1部 文化と言語(日常の世界と宗教の世界—A.シュッツの「日常生活世界」論;「規則」としての教理—G.リンドベックの教理論 ほか)
- 第2部 言語と宗教(言語行為としての祈り—シュッツ、ウィトゲンシュタイン、オースティンの理論からの分析;『論理哲学論考』における「語りえないもの」と「沈黙」—ウィトゲンシュタインの「神」 ほか)
- 第3部 宗教と対話(宗教間対話とは何か—その歴史と現実、その意義と限界;宗教間対話の困難をのりこえる方法(その1)対話で使用される言葉の階層化 ほか)
- 付論 精神医学における言語とリアリティ(操作的判定基準とコミュニケーションツールとしての日常言語とをめぐる考察—言語哲学からみた統合失調症(1);コミュニケーションツールとしての日常言語と統合失調症者の心の世界をめぐる考察—言語哲学からみた統合失調症(2))
「BOOKデータベース」 より