書誌事項

昭和天皇と弟宮

小田部雄次著

(角川選書, 491)

角川学芸出版 , 角川グループパブリッシング (発売), 2011.5

タイトル読み

ショウワ テンノウ ト オトウトミヤ

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内容説明・目次

内容説明

幕末以来、一代につき一人の男子しか成人しなかった天皇家。昭和天皇の弟宮たちは近代初の弟という新しい役割を持って生まれてきた。そして時代は満州事変、二・二六事件、日中戦争を経て第二次世界大戦へと流れていく。兄、昭和天皇を補佐し陸軍・海軍へと身を投じた秩父宮・高松宮を待ち受ける軍部の陰謀。皇弟による皇位簒奪を危惧した、元老西園寺公望の真意とは?平成の皇室をも見据えながら、昭和天皇と弟宮たちの生きざまや葛藤を丁寧に描いた新機軸の一冊。

目次

  • 序章 近代天皇家の兄弟たち(皇弟のいない時代;直系の兄弟宮たち;昭和天皇の誤算)
  • 第1章 秩父宮の苦衷(カーキ色の宮様;聞き上手;国家改造運動;二・二六事件後の秩父宮)
  • 第2章 高松宮と海軍(期待される海軍の星;皇弟としての時局認識;「高松宮が一番宜しい」;拡大する戦線;戦中から戦後へ)
  • 終章 戦後の兄弟宮(軍人から市民へ;平成の皇太子と弟宮;岬の風景)

「BOOKデータベース」 より

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