中国が読んだ現代思想 : サルトルからデリダ、シュミット、ロールズまで

書誌事項

中国が読んだ現代思想 : サルトルからデリダ、シュミット、ロールズまで

王前著

(講談社選書メチエ, 501)

講談社, 2011.6

タイトル別名

中国が読んだ現代思想 : サルトルからデリダシュミットロールズまで

タイトル読み

チュウゴク ガ ヨンダ ゲンダイ シソウ : サルトル カラ デリダ、シュミット、ロールズ マデ

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注記

参考文献: p237-239

内容説明・目次

内容説明

文化大革命の暗黒が晴れたそのときから、中国の猛烈な現代思想受容がはじまった!日本のたどった道とよく似ているけれど、より切実で熱い思考にあふれたその現場と可能性を、自らも体感してきた中国人研究者が克明に描き出す。知られざる、そして知っておきたい中国がここにある。

目次

  • 新しい啓蒙時代の幕開け—『読書』の創刊とヒューマニズムの復権
  • マックス・ウェーバーの再発見—「出土文物」の運命
  • 異彩を放つ現代ドイツ哲学
  • 西のマルキシズム「西馬」—フランクフルト学派を中心に
  • 日本はいずこ?—一九八〇年代中国における福沢諭吉
  • 遠のいていく新しい啓蒙時代—一九八〇年代の一つの総括
  • 人気学問となった現象学
  • リクールとレヴィ=ストロース—フランス老大家の本格登場
  • フーコー受容の倒錯と可能性
  • 脱構築と中国—デリダ訪中のインパクト
  • 「西馬」再来—ハーバーマスと中国思想界
  • 自由と正義への熱い思考—ハイエク、バーリン、ロールズ
  • 合わせ鏡としての現代日本思想—丸山眞男の受容
  • 注目される自由主義への批判者—カール・シュミットとレオ・シュトラウス

「BOOKデータベース」 より

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