自死の日本史
著者
書誌事項
自死の日本史
(講談社学術文庫, [2054])
講談社, 2011.6
- タイトル別名
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La mort volontaire au Japon
- タイトル読み
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ジシ ノ ニホンシ
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注記
原著 (Gallimard , 1984) の全訳.
原本: 筑摩書房1986年刊
シリーズ番号はジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
意志的に選び取られた死=自死。記紀と『万葉集』にある古代人の殉死に始まるこの風土の自死史。道真の怨霊、切腹の誕生、仏教と自死の関係を問う。『葉隠』『忠臣蔵』に表出する武士道精神と近松、西鶴が描く心中とは何か?そして近代日本が辿った運命を、芥川、太宰、三島らの作品に探る。自殺大国の謎を西欧知性が論理と慈愛で描く「画期的日本文化論」。
目次
- カトーの「ハラキリ」
- 自殺の統計学
- 自殺社会学の歩み
- 兆候としての自殺
- 歴史の曙
- 暴力の失効
- 武芸そして死の作法
- 捨身
- 残酷の劇
- 愛と死
- 自己犠牲の伝統
- 奈落の底まで
- ニヒリズム群像
- 三島的行為
「BOOKデータベース」 より