壁を超える : 政治と行政のジェンダー主流化
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書誌事項
壁を超える : 政治と行政のジェンダー主流化
(ジェンダー社会科学の可能性 / 辻村みよ子, 大沢真理編集, 第3巻)
岩波書店, 2011.6
- タイトル読み
-
カベ オ コエル : セイジ ト ギョウセイ ノ ジェンダー シュリュウカ
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注記
序論「男女共同参画型の多元的ガヴァナンスへ」, I ジェンダー分析の学的インパクト : 国家と政治システムの再検討 (第1章「政治参画と代表制論の再構築」-第3章「マクロ経済学のジェンダー化」), II 課題と可能性 : ガヴァナンスの多元性へ(第4章「男性学・男性性研究の視点からみた戦後日本社会とジェンダー」-第7章「国際人権条約の実施におけるNGOの可能性」)
参考文献あり
収録内容
- 男女共同参画型の多元的ガヴァナンスへ / 辻村みよ子 [執筆]
- 政治参画と代表制論の再構築 : ポジティヴ・アクション導入の課題 / 辻村みよ子 [執筆]
- シティズンシップの再構想 : 政治理論はどのようにパラダイム・シフトするのか / 田村哲樹 [執筆]
- マクロ経済学のジェンダー化 : 予算のジェンダー分析 / 村松安子 [執筆]
- 男性学・男性性研究の視点からみた戦後日本社会とジェンダー / 伊藤公雄 [執筆]
- 日本の政治主体のジェンダー分析 : 多元性からみた女性の政治参画 / 衛藤幹子 [執筆]
- 労働政治のジェンダー・バイアス : 新自由主義を超える可能性 / 三浦まり [執筆]
- 国際人権条約の実施におけるNGOの可能性 : 女性差別撤廃条約国家報告制度におけるNGOの役割を通して / 山下泰子 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
女性は古来、その身体性、また、身分や階層などに由来する多元的な差別の対象とされ、社会進出を阻まれてきた。歴史的に構築された強固な「壁」は、今日もなおあらゆる分野に屹立し、男女共同参画社会の形成を阻害している。その「壁」の本質を法学、政治学、経済学、社会学、行政学などの視点から検証し、「壁」を超えてジェンダー平等を実現するための課題と処方箋を示す。
目次
- 序論 男女共同参画型の多元的ガヴァナンスへ
- 1 ジェンダー分析の学的インパクト—国家と政治システムの再検討(政治参画と代表制論の再構築—ポジティヴ・アクション導入の課題;シティズンシップの再構想—政治理論はどのようにパラダイム・シフトするのか;マクロ経済学のジェンダー化—予算のジェンダー分析)
- 2 課題と可能性—ガヴァナンスの多元性へ(男性学・男性性研究の視点からみた戦後日本社会とジェンダー;日本の政治主体のジェンダー分析—多元性からみた女性の政治参画;労働政治のジェンダー・バイアス—新自由主義を超える可能性;国際人権条約の実施におけるNGOの可能性—女性差別撤廃条約国家報告制度におけるNGOの役割を通して)
「BOOKデータベース」 より