イタリア・ファシズムの芸術政治

書誌事項

イタリア・ファシズムの芸術政治

鯖江秀樹著

水声社, 2011.6

タイトル別名

イタリアファシズムの芸術政治

タイトル読み

イタリア ファシズム ノ ゲイジュツ セイジ

大学図書館所蔵 件 / 94

この図書・雑誌をさがす

注記

博士論文「芸術と政治 : ファシズム期イタリアの造形芸術とその批評に関する研究」(京都大学, 2010年)を加筆・修正したもの

参考文献: p246-256

図版一覧: p257-261

内容説明・目次

内容説明

“ファシズモの芸術”とは何か?政治権力による桎梏のもと、グラムシ、ゴベッティらの卓抜な批評によって浮上するモダン・アートの可能性/不可能性を、絵画・建築の豊富な実例を通して検証する。

目次

  • はじめに 「芸術政治」の展望と方法—アントニオ・グラムシに倣って
  • 第1章 批評家と画家の行方—ピエロ・ゴベッティの絵画論
  • 第2章 ファシズム芸術をめぐる葛藤—ジュゼッペ・ボッタイの文化政策論
  • 第3章 美術史学の政治化—リオネッロ・ヴェントゥーリの美術論
  • 第4章 批評と生への眼差し—エドアルド・ペルシコの建築批評論
  • 第5章 ファシズム文化のための攻防—ジュゼッペ・ボッタイの芸術戦略論
  • おわりに 様式の不在から多面性へ

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ