パラドクシア・エピデミカ : ルネサンスにおけるパラドックスの伝統

書誌事項

パラドクシア・エピデミカ : ルネサンスにおけるパラドックスの伝統

ロザリー・L・コリー著 ; 高山宏訳

白水社, 2011.6

タイトル別名

Paradoxia epidemica : the Renaissance tradition of paradox

パラドクシアエピデミカ : ルネサンスにおけるパラドックスの伝統

タイトル読み

パラドクシア エピデミカ : ルネサンス ニオケル パラドックス ノ デントウ

大学図書館所蔵 件 / 176

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献: 巻末p1-16

内容説明・目次

内容説明

言語遊戯、逆さまの世界、静物画、真空の発見、否定神学、自殺礼讃。「知」をねじ戻す奇態な自己言及の営みが時代を席捲した。ルネサンス研究を現代へと啓く文化史の傑作。

目次

  • パラドックスの諸問題
  • 第1部 修辞と論理のパラドックス(「けちな卑し絵師」—フランソワ・ラブレーとその本;「我が物語を愍れめ」—ロゴスと芸術の永遠性;ジョン・ダンと受肉のパラドックス)
  • 第2部 神の存在論のパラドックス(否定神学の中の肯定—無限;否定神学の中の肯定—永遠;『聖堂』の中のロゴス)
  • 第3部 存在論的パラドックス—存在と生成(「すべて、存在せぬものばかり」—無問題を解く;賭け—全てか無か;静物画—存在のパラドックス;存在と生成—事物の言語のパラドックス;『神仙女王』に見る存在と生成)
  • 第4部 認識のパラドックス(「我れは我れなり」—自己言及の問題;超越知の修辞学;ロバート・バートン『憂鬱の解剖』とパラドックスの構造;「狂いし中にもまともな」;「自らの刑執行人」)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB0596106X
  • ISBN
    • 9784560081471
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    596, 50, xip
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ