パラドクシア・エピデミカ : ルネサンスにおけるパラドックスの伝統
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書誌事項
パラドクシア・エピデミカ : ルネサンスにおけるパラドックスの伝統
白水社, 2011.6
- タイトル別名
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Paradoxia epidemica : the Renaissance tradition of paradox
パラドクシアエピデミカ : ルネサンスにおけるパラドックスの伝統
- タイトル読み
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パラドクシア エピデミカ : ルネサンス ニオケル パラドックス ノ デントウ
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注記
参考文献: 巻末p1-16
内容説明・目次
内容説明
言語遊戯、逆さまの世界、静物画、真空の発見、否定神学、自殺礼讃。「知」をねじ戻す奇態な自己言及の営みが時代を席捲した。ルネサンス研究を現代へと啓く文化史の傑作。
目次
- パラドックスの諸問題
- 第1部 修辞と論理のパラドックス(「けちな卑し絵師」—フランソワ・ラブレーとその本;「我が物語を愍れめ」—ロゴスと芸術の永遠性;ジョン・ダンと受肉のパラドックス)
- 第2部 神の存在論のパラドックス(否定神学の中の肯定—無限;否定神学の中の肯定—永遠;『聖堂』の中のロゴス)
- 第3部 存在論的パラドックス—存在と生成(「すべて、存在せぬものばかり」—無問題を解く;賭け—全てか無か;静物画—存在のパラドックス;存在と生成—事物の言語のパラドックス;『神仙女王』に見る存在と生成)
- 第4部 認識のパラドックス(「我れは我れなり」—自己言及の問題;超越知の修辞学;ロバート・バートン『憂鬱の解剖』とパラドックスの構造;「狂いし中にもまともな」;「自らの刑執行人」)
「BOOKデータベース」 より