黒船の世紀 : あの頃、アメリカは仮想敵国だった

Bibliographic Information

黒船の世紀 : あの頃、アメリカは仮想敵国だった

猪瀬直樹著

(中公文庫, [い-108-2], [い-108-3])

中央公論新社, 2011.6

Other Title

黒船の世紀 : あの頃アメリカは仮想敵国だった

Title Transcription

クロフネ ノ セイキ : アノ コロ アメリカ ワ カソウ テキコク ダッタ

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Note

「文春文庫」 (1998年9月刊) を「中公文庫」として再刊したもの

叢書番号はブックジャケットによる

参考文献あり

Description and Table of Contents

Volume

上 ISBN 9784122054936

Description

日露戦争に勝利し、坂の上に辿り着いた日本の目の前には、次なる仮想敵国として太平洋の向こうにある大国アメリカが立ちはだかっていた…。黒船来航が与えたトラウマが戦争へと具現化していく過程を、「日米未来戦記」の書き手たちを中心に、群像劇として描いた大河ノンフィクション。

Table of Contents

  • 第1部 太平洋へ向かうベクトル(外圧と薄幸の異端児;『次の一戦』の結末;“リー将軍”の冒険;忍びよる黄色い影法師;平和は美しいか醜いか)
  • 第2部 日米未来戦記の流行(欧州の荒野に立ちて;戦争は最大の冒険なり;あるスパイの回想)
Volume

下 ISBN 9784122054943

Description

第一次大戦後、「一等国」となったのも束の間、金融恐慌や相次ぐテロ等、不安の中で昭和は幕を開ける。「強い日本」を求める「衆愚」の醸し出す世論は、さらなる「日米未来戦記」を生みだし、開戦やむなしの空気を作っていく…。百年にわたる日本人の精神史を描いた大河ノンフィクション、完結。

Table of Contents

  • 第2部 日米未来戦記の流行(承前)(英国人の『太平洋大戦争』;強い日本を求める空気)
  • 第3部 物語と現実の交錯(東京大空襲を予知して;戦争を知らない作家の登場;ニューヨークで聞いた“怪談”;なぜ真珠湾なのか;オレンジ色の作戦)

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