春雨物語という思想

書誌事項

春雨物語という思想

風間誠史著

森話社, 2011.7

タイトル別名

春雨物語という思想

タイトル読み

ハルサメ モノガタリ トイウ シソウ

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内容説明・目次

内容説明

「もののあはれ」の共同幻想や、『雨月物語』の対幻想という「物語」空間を拒否し、そこから限りなく遠ざかりつつ、なおそのことによって「物語=寓ごと」を示そうとする『春雨物語』の戦い、あるいは抗いを“読む”。

目次

  • 序章 『春雨物語』を読むとはどういうことか(『春雨物語』を読む前に;『春雨物語』とは何か;「血かたびら」とは何か;『春雨物語』十編の流れ)
  • 本説 『春雨物語』という思想(『春雨物語』論のために—私的研究史と仮説、もしくは妄想;「死首の咲顔」試論;「捨石丸」試論;「樊〓(かい)」試論)
  • 余説 『春雨物語』以前(「上田秋成」の「小説」;近世小説の「表現」—秋成の浮世草子と『雨月物語』;近世中期小説の上昇過程—都賀庭鐘から秋成へ;本当は恐ろしい?『雨月物語』)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB06182193
  • ISBN
    • 9784864050272
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    278p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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