リアリティと他者性の人類学 : 現代フィリピン地方都市における呪術のフィールドから

書誌事項

リアリティと他者性の人類学 : 現代フィリピン地方都市における呪術のフィールドから

東賢太朗著

三元社, 2011.6

タイトル別名

リアリティと他者性の人類学 : 現代フィリピン地方都市における呪術のフィールドから

タイトル読み

リアリティ ト タシャセイ ノ ジンルイガク : ゲンダイ フィリピン チホウ トシ ニオケル ジュジュツ ノ フィールド カラ

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注記

博士学位論文『呪術のリアリティと他者性に関する文化人類学的研究 : フィリピン地方都市における妖術師・カリスマ刷新運動・呪医』 (名古屋大学, 2007) を基礎とし、加筆修正を施したもの

文献: p[367]-374

内容説明・目次

内容説明

「そんなはずはない、だがしかし…」というつぶやき。そこには呪術をめぐる「実感の共同性」が立ち現れる。合理/非合理、内在/超越という二重のアポリアを超え出る、呪術への実体論的アプローチによって、呪術と近代、“我々”と“彼ら”をめぐる、あらたな可能性をさぐる。

目次

  • 序論(理論的問題—呪術のリアリティと他者性;フィールドとフィールドワーク)
  • 第1部 「恐れる」—妖術師アスワン(アスワンを探して;近代メディアにおけるアスワン ほか)
  • 第2部 「救われる」—カリスマ刷新運動Divine Mercy(マジョリティとしての一般カトリック信徒;非カトリック信徒によるカトリック批判 ほか)
  • 第3部 「治る」—呪医メディコ(メディコとは?;メディコの諸活動 ほか)
  • 結論(総括と考察—呪術のアイロニー)

「BOOKデータベース」 より

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