書誌事項

チェルノブイリ : アメリカ人医師の体験

R.P.ゲイル, T.ハウザー [著] ; 吉本晋一郎訳

(岩波現代文庫, 社会 ; 228)

岩波書店, 2011.8

タイトル別名

Final warning : the legacy of Chernobyl

タイトル読み

チェルノブイリ : アメリカジン イシ ノ タイケン

注記

岩波書店1998.12刊の再刊

内容説明・目次

内容説明

骨髄移植の世界的権威であるゲイル博士は、チェルノブイリ原発事故が発生した一九八六年、事故直後にモスクワを訪ねた。放射能を浴びた人々を治療しなければならないという使命感が彼を衝き動かしたのだった。本書は事故現場の様子、患者の相次ぐ死、ゴルバチョフとの会談など、ゲイル博士の懸命な医療活動と核の恐怖を描きだした迫真のルポである。

目次

  • 第1部 背景(チェルノブイリの犠牲者たち;原子力発電とはなにか;チェルノブイリ原発事故)
  • 第2部 チェルノブイリの回想(モスクワへの旅立ち;モスクワ第六病院;治療の日々;患者の死;ゴルバチョフ書記長との会見)
  • 第3部 続くモスクワへの旅(シュルツ国務長官との会見;チェルノブイリへ;医者として何ができたのか;再びチェルノブイリへ;チェルノブイリから学んだこと)
  • 第4部 最後の警告(原子力発電への提言;核の時代に生きる)

「BOOKデータベース」 より

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