中世武士団
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書誌事項
中世武士団
(講談社学術文庫, [2069])
講談社, 2011.9
- タイトル読み
-
チュウセイ ブシダン
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注記
本書の原本は『日本の歴史 第12巻: 中世武士団』(小学館 1974年刊), 底本は『日本史の社会集団(文庫版) 第3巻: 中世武士団』(小学館 1990年刊)で『石井進の世界 第3巻: 中世武士団』(山川出版社 2005年刊)を参照としたもの。
参考文献: p432-437
内容説明・目次
内容説明
「土」と結びついたイエ支配権の強固さと独立性を持つ根生いの在地支配者たち。彼らの生活と意識、変容の過程、荘園や城下町の様子、そして近世とともに喪失した「自立性」への惜しみない哀悼。平安後期から戦国期の終焉にかけて時代を担った社会集団の実態と中世社会の構造を、歴史書、文学作品、考古資料を駆使して活写した、中世史研究の白眉。
目次
- 中世武士団の性格と特色—はじめに
- 曾我物語の世界
- 敵討とその周辺
- 「兵」の館をたずねて
- 「兵」から鎌倉武士団へ
- 板碑は語る
- 武士団とは何か
- 小早川の流れ(鎌倉時代の歩み;南北朝・室町時代の武士団)
- 埋もれていた戦国の城下町—朝倉氏の一乗谷
- 失われたもの、発見されるもの—おわりに
「BOOKデータベース」 より