デカルト、ホッブズ、スピノザ : 哲学する十七世紀

書誌事項

デカルト、ホッブズ、スピノザ : 哲学する十七世紀

上野修 [著]

(講談社学術文庫, [2076])

講談社, 2011.10

タイトル別名

精神の眼は論証そのもの : デカルト、ホッブズ、スピノザ

デカルトホッブズスピノザ : 哲学する十七世紀

タイトル読み

デカルト、ホッブズ、スピノザ : テツガク スル ジュウナナセイキ

大学図書館所蔵 件 / 186

この図書・雑誌をさがす

注記

原本: 「精神の眼は論証そのもの」(学樹書院1999年刊)

叢書番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

近代哲学の祖とされ、「心身二元論」に拠ったデカルト。国家契約説をとなえ、「万人の万人に対する戦争」で知られるホッブズ。「神即自然」を主張したスピノザ。十七世紀の哲学シーンを彩る三人の思索は、動乱期のヨーロッパを生きたゆえの魅力にあふれている。神、国家、物体と精神…、根本問題をめぐる三様の思索を、鮮やかに浮き彫りにする。

目次

  • ものを言う首—序にかえて
  • 残りの者—あるいはホッブズ契約説のパラドックスとスピノザ
  • 意志・徴そして事後—ホッブズの意志論
  • スピノザと敬虔の文法—『神学政治論』の「普遍的信仰の教義」をめぐって
  • スピノザの聖書解釈—神学と哲学の分離と一致
  • われらに似たるもの—スピノザによる想像的自我およびその分身と欲望
  • 精神の眼は論証そのもの—スピノザ『エチカ』における亨楽と論証
  • デカルトにおける物体の概念
  • 無数に異なる同じもの—スピノザの実体論
  • スピノザの今日、声の彼方へ

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ