百代の過客 : 日記にみる日本人
著者
書誌事項
百代の過客 : 日記にみる日本人
(講談社学術文庫, [2078],
講談社, 2011.10-2012.4
- [正]
- 続
- タイトル別名
-
百代の過客
- タイトル読み
-
ハクタイ ノ カカク : ニッキ ニ ミル ニホンジン
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注記
1984年および1988年に朝日新聞社より刊行された同名書籍の各上下巻を合本にしたもの
参考書目録: [正]: p607-612
参考文献: 続: p757-760
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
- 巻冊次
-
[正] ISBN 9784062920780
内容説明
日本人にとって日記とはなにか。平安時代の『入唐求法巡礼行記』『土佐日記』から江戸時代の『野ざらし紀行』『笈の小文』『奥の細道』まで、八十編におよぶ日記文学作品の精緻な読解を通し、千年におよぶ日本人像を活写。日本文学の系譜が日記文学にあることを看破し、その独自性と豊かさを探究した、日本文化論・日本文学史研究に屹立する不朽の名著。読売文学賞・日本文学大賞受賞作。
目次
- 序 日本人の日記
- 1 平安時代(入唐求法巡礼行記;土佐日記 ほか)
- 2 鎌倉時代(建礼門院右京大夫集;たまきはる ほか)
- 3 室町時代(大神宮参詣記;都のつと ほか)
- 4 徳川時代(戴恩記;丙辰紀行 ほか)
- 巻冊次
-
続 ISBN 9784062921060
内容説明
西洋との鮮烈な邂逅で幕を開けた日本の近代。遣欧米使節、諭吉、鴎外、漱石、植木枝盛、子規、啄木、蘆花、荷風—。有名無名の人々が遺した三十二篇の日記に描かれる、幕末・明治という日本の「若い時代」に現出したさまざまな異文化体験。そこに浮かび上がってくる、日本人の心性と日本人像、そして近代日本の光と陰。日記にみる日本人論・近代篇。
目次
- 序 近代日本人の日記
- 近代(遣米使日記;奉使米利堅紀行;西航記;尾蝿欧行漫録;欧行日記;仏英行;航西日記(渋沢栄一);米欧回覧実記 ほか)
「BOOKデータベース」 より