反建築 : 大規模開発と建築家
著者
書誌事項
反建築 : 大規模開発と建築家
鹿島出版会, 2011.9
- タイトル別名
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Contro l'architettura
- タイトル読み
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ハンケンチク : ダイキボ カイハツ ト ケンチクカ
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内容説明・目次
内容説明
マスメディアを通じて建築家の仕事は社会一般に広く知られるようになった。欧米では著名な建築家が大規模な再開発計画に起用される実例が増えている。しかし、建築家はかたちづくりに執心しているにすぎないのではないかと計画手法を疑問視する声もある。建築家主導の計画によって都市環境は改善されるのか、本書はこの疑問を出発点に、ヨーロッパの郊外を中心とした大規模開発の事例を再考するものである。レンゾ・ピアノのブレーンであり、現場での見聞やコンペの審査経験も豊富な著者が、盲目的な建築家志向を問い直し、建物が社会に及ぼす影響の重要性を説く。
目次
- 第1章 なぜ私は建築家にならなかったのか
- 第2章 ティラーナ—コンペの審査員として感じたこと
- 第3章 哀しき郊外—パリ郊外の高層住宅政策と現在の移民問題
- 第4章 カタルーニャ—バルセロナ郊外の再開発計画
- 第5章 白く塗りつぶす—ニューヨーク・ハーレム地区の再開発とコロンビア大学の例
- 第6章 イタリアンクール—パレルモとミラノのイメージ広告都市
- 第7章 都市に住む喜びを考え直す—新しい建築家の役割
「BOOKデータベース」 より