夜の海、永劫の海
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書誌事項
夜の海、永劫の海
(新典社新書, 56)
新典社, 2011.10
- タイトル別名
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夜の海永劫の海
- タイトル読み
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ヨル ノ ウミ エイゴウ ノ ウミ
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注記
「学習院大学上代文学研究 第35号」(2009年 学習院大学上代文学研究同人編集発行)の論文に加筆修正したもの
内容説明・目次
内容説明
日本神話において不具の子ヒルコは海に放逐され、やがてエビスとなって再生し人々の信仰を集める。「海」の意義とはなにか。天の海が歌われる『万葉集』、死出の旅路が天空の水界として描かれる『銀河鉄道の夜』、そして、夜の海に船が沈み人々が散った『タイタニック』。現実でありながら、この世の対極に位置する他界としての暗い海に、我々はなにを見、なにを思ってきたのか。
目次
- ヒルコ
- 葦船
- 夜の海
- ヒルコとエビス
- エビスと死の世界
- 死者の海
- 天空の水界
- 『銀河鉄道の夜』・銀河と海
- 『銀河鉄道の夜』・瀕死体験
- 『銀河鉄道の夜』・銀河と牛乳
- 『銀河鉄道の夜』・タイタニック
- 映画『タイタニック』
- 永劫の海
「BOOKデータベース」 より