散文の構造と『ノルウェイの森』

書誌事項

散文の構造と『ノルウェイの森』

秋本博夫 [著]

(小説の読み方, 2)

レーヴック , 星雲社 (発売), 2011.5

タイトル別名

Структура прозы и 《Норвежский лес》

散文の構造とノルウェイの森

タイトル読み

サンブン ノ コウゾウ ト ノルウェイ ノ モリ

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内容説明・目次

内容説明

限定的で強い意味・テーマ(説明できるもの)に向かう『動詞相』、つまり作品の縦糸と、意味・テーマの再構築や詩性(説明できないもの)に向かう『名詞相』、つまり作品の横糸から、村上春樹の長編『ノルウェイの森』を分析し、テーマ構成や詩性発生のメカニズムに迫る。

目次

  • 前編 小説の読み方(小説の読み方(小説の意味・テーマ;文学という「場」—暗黙のコード ほか);小説(散文)を構成する二つの相(動詞相—限定的で強い意味・テーマを構成する相;名詞相—動詞相に拮抗し、意味・テーマの再構築に向かう相 ほか))
  • 後編 『ノルウェイの森』を読む(動詞相—受容相+解釈相(ファーブラと対立原基—大きなモチーフの特定;対立原基と従属対立基—小さなモチーフの棚卸し ほか);名詞相(部分描写;多層化 ほか))

「BOOKデータベース」 より

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