殺された側の論理 : 犯罪被害者遺族が望む「罰」と「権利」
著者
書誌事項
殺された側の論理 : 犯罪被害者遺族が望む「罰」と「権利」
(講談社+α文庫, [G160-2])
講談社, 2011.8
- タイトル別名
-
殺された側の論理 : 犯罪被害者遺族が望む罰と権利
- タイトル読み
-
コロサレタ ガワ ノ ロンリ : ハンザイ ヒガイシャ イゾク ガ ノゾム バツ ト ケンリ
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注記
講談社(2007.3刊行)の単行本をもとにし、朝日新聞社(2002.8刊行)の『少年に奪われた人生 : 犯罪被害者遺族の闘い』から一部抜粋、加筆修正、再編集をして文庫化したもの
記述は第2刷(2011.9刊行)による
内容説明・目次
内容説明
「愛する妻と娘の仇は自分の手で取りたい」。山口県光市母子殺害事件の遺族・本村洋さんが慟哭と絶望の果てに心に刻み込んだ思いを犯人はどう聞くのか?凶悪犯罪の犠牲者遺族が赤裸々に語る、大切な人を奪われた喪失感と加害者への憎しみ。そして、尽きることのない苦悩。遺された者たちは悲憤をまとい、煩悶しながら生きていく。滋賀県大津市少年リンチ死事件ほか、100を超える犯罪被害者遺族を取材し続ける著者渾身の社会派ノンフィクション。
目次
- 第1章 山口県光市母子殺害事件—遺された本村洋さんの孤高の闘い
- 第2章 滋賀県大津市少年リンチ死事件—息子のために阿修羅とならん
- 第3章 群馬県高崎市青年「事故」死事件—警察に「殺された」息子よ
- 第4章 東京都足立区女性教師殺害事件—殺された側に「時効」はない
- 第5章 兵庫県稲美町少年リンチ死事件—加害少年とその親の責任
- 第6章 極刑を求める側の論理と逡巡—死刑廃止議連と被害者遺族
「BOOKデータベース」 より