イスラームの「英雄」サラディン : 十字軍と戦った男
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書誌事項
イスラームの「英雄」サラディン : 十字軍と戦った男
(講談社学術文庫, 2083)
講談社, 2011.11
- タイトル別名
-
イスラームの英雄サラディン : 十字軍と戦った男
- タイトル読み
-
イスラーム ノ エイユウ サラディン : ジュウジグン ト タタカッタ オトコ
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注記
史料と参考文献: p244-252
サラディン年譜: p266-269
講談社1996年刊の再刊
内容説明・目次
内容説明
異教徒の侵略に抗して戦い、奮迅の活躍をなすのがムスリム騎士の理想であった。それを体現したアイユーブ朝の始祖・サラディン。十字軍との覇権争いに終止符を打ち聖地エルサレムを奪還したイスラームの「英雄」は、ヨーロッパにおいても畏敬の念をもって描かれた。その生涯を追うことで、聖人化された英雄の、人間としての姿に迫った本格的評伝。
目次
- プロローグ—サラディンの生きた時代
- 第1章 修行時代(誕生;カリフ権力の衰退と十字軍の侵攻;少年サラディン;ヌール・アッディーンとの出会い;エジプト遠征)
- 第2章 エジプトの若きスルタン(アイユーブ朝の創設;バイナル・カスラインの戦い;サラディンの補佐役たち;イエメン征服の謎;シリアへの進出;新体制の確立)
- 第3章 カイロからエルサレムへ(エジプト経済の繁栄;聖戦へ向けて;エルサレム奪回;アッカーをめぐる攻防;サラディンの死)
- エピローグ—サラディン以後
「BOOKデータベース」 より