作品は「作者」を語る : アラビアン・ナイトから丸谷才一まで
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作品は「作者」を語る : アラビアン・ナイトから丸谷才一まで
(日本女子大学叢書, 12)
春風社, 2011.10
- タイトル別名
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作品は作者を語る : アラビアンナイトから丸谷才一まで
- タイトル読み
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サクヒン ワ「サクシャ」オ カタル : アラビアン・ナイト カラ マルヤ サイイチ マデ
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注記
引用文献: 各章末
人名索引・事項索引: 巻末piv-x
収録内容
- 『アラビアン・ナイト』 : 「作者の死」とシェヘラザードの語り / 小泉泉著
- ヒエロニモの沈黙 : 『スペインの悲劇』における作者と権力 / 佐藤達郎著
- 模倣と剽窃の異国ロマンス : アメリカ・ジャポニスム小説と「作者」 / 中地幸著
- 夏目漱石が現代批評に与える「生きたもの」 : 『こころ』における主体と倫理 / 内山加奈枝著
- メタフィクション「大きな二つの心臓のある川」を書いたのは誰か? : ヘミングウェイと「作者」の身体 / 小笠原亜衣著
- リチャード・ライト『ブラック・ボーイ』が語る「作者」像 / 升田光子著
- ジェフリー・ダーマーを描くことはできるのか? : ジョイス・キャロル・オーツの『生ける屍』における作者観 / 森井美保著
- 「作者」という幽霊、「読者」という未来 : 丸谷才一『輝く日の宮』の作者観 / ソーントン不破直子著
内容説明・目次
内容説明
ロラン・バルト以後の「作者」とは何か?『百年の孤独』に深い影響を与えた『アラビアン・ナイト』、ヘミングウェイの身体性が抜きがたく刻み込まれた『ニック・アダムズ物語』、時空を越えた幽霊としての作者を示した丸谷才一『輝く日の宮』など、8つの視点から「作者」を探究する。
目次
- 第1章 『アラビアン・ナイト』—「作者の死」とシェヘラザードの語り
- 第2章 ヒエロニモの沈黙—『スペインの悲劇』における作者と権力
- 第3章 模倣と剽窃の異国ロマンス—アメリカ・ジャポニスム小説と「作者」
- 第4章 夏目漱石が現代批評に与える「生きたもの」—『こころ』における主体と倫理
- 第5章 メタフィクション「大きな二つの心臓のある川」を書いたのは誰か?—ヘミングウェイと「作者」の身体
- 第6章 リチャード・ライト『ブラック・ボーイ』が語る「作者」像
- 第7章 ジェフリー・ダーマーを描くことはできるのか?—ジョイス・キャロル・オーツの『生ける屍』における作者観
- 第8章 「作者」という幽霊、「読者」という未来—丸谷才一『輝く日の宮』の作者観
「BOOKデータベース」 より