マーガレット・アトウッド論 : サバイバルの重層性「個人・国家・地球環境」

Bibliographic Information

マーガレット・アトウッド論 : サバイバルの重層性「個人・国家・地球環境」

大塚由美子著

彩流社, 2011.11

Other Title

Multiple layers of survival in Margaret Atwood's works

マーガレットアトウッド論 : サバイバルの重層性個人国家地球環境

Title Transcription

マーガレット アトウッド ロン : サバイバル ノ ジュウソウセイ コジン コッカ チキュウ カンキョウ

Note

奥付のタイトル (誤植): マーガレッド・アトウッド論

学位請求論文「Margaret Atwoodの小説におけるサバイバルの重層性」(北九州市立大学, 2008年)を書き改めたもの

初出一覧: p175

参考文献: 巻末p33-47

Description and Table of Contents

Description

初期小説群においてメイン・プロットに巧妙に隠されていたサバイバルの主体は人間だけではなく、国家共同体あるいは人類/地球環境の絶滅と生存を含むものであった…。カナダの生んだ世界的な作家の根底に流れる“サバイバル”とは。

Table of Contents

  • 序章 マーガレット・アトウッドとサバイバル—Survival(1972)
  • 第1章 サバイバルと拒食症のメタファー—『食べられる女』The Edible Woman(1969)
  • 第2章 サバイバルと主人公の内面の旅—『浮かびあがる』Surfacing(1972)
  • 第3章 ロスト・ワールドとサバイバル—『ライフ・ビフォー・マン』Life Before Man(1979)
  • 第4章 サバイバルと「目撃証言」—『ほんとうの物語』True Stories(1981)
  • 第5章 暴力と権力の構図—『ボディリー・ハーム』におけるサバイバルBodily Harm(1981)
  • 第6章 サバイバルと抵抗の物語—『待女の物語』The Handmaid’s Tale(1985)

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Details
  • NCID
    BB07415694
  • ISBN
    • 9784779116834
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    175, 47p
  • Size
    20cm
  • Classification
  • Subject Headings
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