をぐり : 再生と救済の物語
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をぐり : 再生と救済の物語
ぺりかん社, 2011.11
- タイトル読み
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オグリ : サイセイ ト キュウサイ ノ モノガタリ
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注記
参考文献: p227-230
内容説明・目次
内容説明
小栗判官と照手姫の絆をとおして、王権と周縁、秩序と混沌の模様を描く、遊行漂泊の芸能民による“語り”の世界。説経「をぐり」の解読。
目次
- 序章 構造・語り・遊行漂泊
- 1 小栗の誕生(小栗の誕生—本地譚と申し子;英雄小栗—スサノオ神話;小栗の不調—禁忌の女性)
- 2 小栗と照手の出会い(小栗の追放—母恋い;後藤左衛門—小栗と照手を語る者;横山一族—辺境の王国;小栗と照手の契り—アマテラス神話と照手)
- 3 小栗の死(小栗の処罰—鬼鹿毛と祝祭;三郎の自覚—暗黒の司祭者;照手の夢—夢語りと夢解き;小栗の毒殺—横山一族の自虐)
- 4 小栗と照手の流離(照手の水死刑—女人の一念;照手の流離—道行と「くにたま」;照手の苦役—水の女;小栗の蘇生—餓鬼阿弥と折口信夫;車引き—時宗と遊行;照手の車引き—道行と物狂い;関寺たま屋—タマフリの反祭儀)
- 5 小栗の再生(小栗の再生—都の認知;小栗と照手の再会—境界と名乗り;小栗の報復—語られない三郎、祀られない三郎;小栗と照手の往生—二極構造と「いのち」)
「BOOKデータベース」 より