女性・ネイティヴ・他者 : ポストコロニアリズムとフェミニズム

書誌事項

女性・ネイティヴ・他者 : ポストコロニアリズムとフェミニズム

トリン・T・ミンハ [著] ; 竹村和子訳

(岩波人文書セレクション)

岩波書店, 2011.11

タイトル別名

Woman, native, other : writing on feminism and postcolonialism

Woman, native, other : writing postcoloniality and feminism

女性ネイティヴ他者 : ポストコロニアリズムとフェミニズム

タイトル読み

ジョセイ・ネイティヴ・タシャ : ポストコロニアリズム ト フェミニズム

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注記

1995年8月刊の再刊

トリン・ミンハ作品一覧: 巻末p20-22

標題紙裏と凡例中の原書名に表記の違いあり

内容説明・目次

内容説明

西欧/男性のエキゾチズムの視線から離れた場で、アジア、アフリカ、ラテンアメリカの女の言葉は、何を生み出しているだろうか。本書は、詩的想像力あふれる言葉や映像コラージュの引用を織り込みつつ、「物語る」ことにまつわる複数の知と、文化をめぐる問いとを交差させ、その隙間に息づいているものを見つめる試みである。ポストコロニアルの文化を深く問い直しつづけるベトナム出身の映像作家/音楽家/人類学者による、記念すべき最初の著作。

目次

  • 1 無限に映し合う「書きもの」の鏡の箱からの社会参与(三重拘束;時のなかの沈黙 ほか)
  • 2 ネイティヴィズムの言語—男が男から聞き取る科学的会話としての人類学(使い古された記号体系の王国;実証主義の夢—“私たち”ネイティヴと、“彼ら”ネイティヴ ほか)
  • 3 差異—「特別な第三世界の女の問題」(「分離発展」の政策;特別だという意識 ほか)
  • 4 おばあちゃんの物語(真実と事実—物語と歴史;保持する人と伝達する人 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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