蕩尽王、パリをゆく : 薩摩治郎八伝

書誌事項

蕩尽王、パリをゆく : 薩摩治郎八伝

鹿島茂著

(新潮選書)

新潮社, 2011.11

タイトル別名

蕩尽王パリをゆく : 薩摩治郎八伝

タイトル読み

トウジンオウ パリ オ ユク : サツマ ジロハチ デン

注記

薩摩治郎八単行本著作リスト: 巻末pi-iv

内容説明・目次

内容説明

昭和初期、正真正銘の「セレブ」として、パリの社交界で輝いていた日本人がいた。木綿で巨利を得た貿易商の家に生まれ、ロンドン留学。全盛期のパリに移り、イザドラ・ダンカン、ラヴェル、藤田嗣治ら著名文化人と交流し、千代子夫人のファッションはパリ中の注目の的。さらに、フランス政府にパリ日本館の建設費まで寄贈した「東洋のロックフェラー」一代記。

目次

  • 東洋のロックフェラー
  • 勤倹の祖父
  • 文化的消費のはじまり
  • 憧れの地ロンドンへ
  • タナグラ人形とロシア・バレエ団
  • イザドラ・ダンカンとの邂逅
  • カブキ・バレエを構想す
  • コナン・ドイルとアラビアのロレンス
  • アラビアのロレンスとの握手
  • 外人部隊に入隊す〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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