福田恆存思想の「かたち」 : イロニー・演戯・言葉
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書誌事項
福田恆存思想の「かたち」 : イロニー・演戯・言葉
新曜社, 2011.11
- タイトル別名
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福田恒存思想のかたち : イロニー演戯言葉
- タイトル読み
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フクダ ツネアリ シソウ ノ カタチ : イロニー エンギ コトバ
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注記
博士論文「福田恆存の思想 : 作家論・芸術論・国語論の観点から」(東京工業大学大学院, 2010年) を元にしたもの
内容説明・目次
内容説明
革新派はもとより保守派をも批判して、「保守反動」と見なされた福田。その思想の一貫性と現代性を、彼のテキストにもとづきながら、「生き方・歩き方」の問題として甦らせる、気鋭の力作評論。
目次
- 序章 福田恆存と「保守」(戦後史における福田恆存評価—一九八〇年代まで;江藤淳からの距離—福田恆存の「保守」派批判 ほか)
- 第1章 福田恆存と「近代」—原点としての「イロニー」(戦後の出発—「政治と文学」論争を中心として;保田與重郎と福田恆存—昭和初期の「心情」 ほか)
- 第2章 福田恆存と「芸術」—転回点としての「演戯」(「近代=小説」の閉塞—福田恆存の課題;D.H.ロレンスと福田恆存(i)—『黙示録論』について ほか)
- 第3章 福田恆存と「国語」—決着点としての「言葉」(「国語改革」というイデオロギー—国語国字論争まで;「現代かなづかい」論争—福田恆存の金田一京助批判 ほか)
- 終章 福田恆存という人間—総括と感想を兼ねて(保守思想と福田恆存;福田恆存という人間)
「BOOKデータベース」 より