ヴィデオ : 再帰的メディアの美学
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書誌事項
ヴィデオ : 再帰的メディアの美学
三元社, 2011.11
- タイトル別名
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Video : das reflexive Medium
- タイトル読み
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ヴィデオ : サイキテキ メディア ノ ビガク
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注記
原著 (Frankfurt am Main : Suhrkamp, 2005) の翻訳
監訳: 海老根剛
文献一覧: p471-479
内容説明・目次
内容説明
ヴィデオは過渡的なメディアではない。電子信号の変換と即時再生の再帰的構造に立脚する真に視聴覚的なメディアとして、ヴィデオは映画ともコンピューターグラフィックスとも異なる独自の映像美学を実現する。映画映像やコンピューター映像とは異なる構造とダイナミズムを持つヴィデオ映像の宇宙の解明。すべてを“デジタル革命”に回収する安直なメディア史的展望を排し、シュピールマンはヴィデオのポテンシャルを解き放つ。
目次
- 序論 視聴覚メディア
- 第1部 テクノロジーそしてメディアとしてのヴィデオ(メディア論的考察;視覚化をめぐる議論;技術と機器に関わる諸前提 ほか)
- 第2部 再帰的メディア(実験段階;ゲリラ・テレヴィジョン;アーティスト・ヴィデオ ほか)
- 第3部 ヴィデオ美学(機器、自己反省、パフォーマンス—ヴィト・アコンチとデニス・オッペンハイム;映像、摸像、メディア映像—ウルリケ・ローゼンバッハ、ジョーン・ジョナス、ヴァリー・エクスポート;ヴィデオ/TV—ナム・ジュン・パイクとダラ・バーンバウム ほか)
- 展望 複雑性とインタラクティヴ性
「BOOKデータベース」 より