「対外援助国」中国の創成と変容 : 1949-1964

書誌事項

「対外援助国」中国の創成と変容 : 1949-1964

岡田実著

御茶の水書房, 2011.11

タイトル別名

対外援助国中国の創成と変容 : 1949-1964

タイトル読み

タイガイ エンジョコク チュウゴク ノ ソウセイ ト ヘンヨウ : 1949-1964

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注記

博士学位請求論文「『対外援助国』中国の創成と変容 : 援助の比較政治論的アプローチの試み」(法政大学, 2010年)を加筆修正したもの

参考文献一覧: p299-307

索引: p309-312

内容説明・目次

内容説明

冷戦期の旧社会主義諸国は、いかなる動因、政策、体制のもとで対外援助を実施してきたのか。戦後復興から新国家建設の途上にあった中国が、ソ連の援助を受入れつつ「兄弟国」への支援を開始し、さらに「対外経済技術援助八項原則」を有する「対外援助国」に変容していく軌跡を描く。

目次

  • 中国の対外援助をめぐる諸相
  • 第1部 第一の機軸—社会主義諸国内での援助の受入れと対「兄弟国」援助(「1950年体制」の形成;ソ連からの援助受入れ;対「兄弟国」への援助)
  • 第2部 第二の機軸—非社会主義民族主義国家への援助の展開(バンドン会議の開催と対外援助のアジアへの拡大;中東・アフリカ民族解放闘争への支援と中国)
  • 第3部 第一の機軸の瓦解と新たな秩序形成に向けた対外援助の模索(中ソの亀裂とソ連の対中援助の打ち切り;中ソ同盟崩壊下の対外援助政策の形成と「1964年体制」;対外援助の行政と実施体制;結論)
  • 結びに代えて—「対外援助国」中国の創成と変容から見えるもの

「BOOKデータベース」 より

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