赤と黒
著者
書誌事項
赤と黒
(ワイド版岩波文庫, 343-344)
岩波書店, 2011.11
- 上
- 下
- タイトル別名
-
Le rouge et le noir
- タイトル読み
-
アカ ト クロ
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注記
岩波文庫 1958年刊の再刊
表紙及び標題紙に原本のシリーズ番号32-526-3、32-526-4の記載あり
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784000073431
内容説明
ナポレオン没落後、武勲による立身の望みを失った貧しい青年ジュリアン・ソレルが、僧侶階級に身を投じ、その才智と美貌とで貴族階級に食い入って、野望のためにいかに戦いそして恋したか。率直で力強い性格をもったジュリアンという青年像を創出し、恋愛心理の複雑な葛藤を描ききったフランス心理小説の最高峰。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784000073448
内容説明
副題「一八三〇年年代記」が示しているように、この小説は一平民青年ジュリアン・ソレルの野心をとおして、貴族・僧侶・ブルジョアジーの三者がしのぎをけずる七月革命前夜の反動的で陰鬱なフランス政界と社会を、痛烈な諷刺をこめて描き出した社会小説でもある。スタンダール(一七八三‐一八四二)の鋭い歴史感覚は時代の精神をみごとにとらえた。
「BOOKデータベース」 より