辻邦生のために
著者
書誌事項
辻邦生のために
(中公文庫, [つ-27-2])
中央公論新社, 2011.12
- タイトル読み
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ツジ クニオ ノ タメ ニ
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注記
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
いつまでも一緒にいると信じていた人のことを、過去形を使って語らなくてはならなくなるという悲しさは、大切な肉親や伴侶を失った誰しもが経験することなのだろう—半世紀を共にした夫人が、作家・辻邦生の暮らしぶり、愛した品々、日々の仕事についてを、愛惜をこめて綴る。
目次
- 1 住まいと暮らし(時の魔法と場所の記憶—高輪・パリ・国分寺・軽井沢)
- 2 哀惜の一年(大水青と銀霊草と栗鼠と…;「お別れの会」を終えて ほか)
- 3 あとがきにかえて—六冊の遺著(「のちの思いに」と共に過ごした一年;夢のなかのもう一つの部屋 ほか)
- 4 読書と旅と(本の背中;書評について思うこと ほか)
- 5 書かれなかった一冊の本(「浮舟」の構想をめぐって)
「BOOKデータベース」 より