平泉の世紀 : 古代と中世の間

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平泉の世紀 : 古代と中世の間

高橋富雄 [著]

(講談社学術文庫, [2094])

講談社, 2012.1

タイトル読み

ヒライズミ ノ セイキ : コダイ ト チュウセイ ノ アイダ

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注記

関連年表: p340-344

原本は、1999年日本放送出版協会より刊行されたもの

内容説明・目次

内容説明

壮大な国家構想と軍事力。東北地方を縦断する交通網と、中尊寺にみられる仏教哲学。清衡から泰衡にいたる奥州藤原氏の百年間は、京都の政治権力が、やがてその中心を鎌倉に移す「古代から中世への過渡期」にあたっていた。頼朝を恐れさせた「平泉の実力」を、列島全体の歴史的変動の中に位置づける、東北古代史の碩学による「新たな日本史」の構想。

目次

  • 平泉に向けて
  • 第1部 平泉の都(平泉のおこり;山平泉 里平泉 都市平泉;平泉文化基礎史学)
  • 第2部 平泉の国土計画—北の国づくり白書(白河関から外ヶ浜まで;古代「未知の奥」開拓;北奥馬飼いの国経営史;糠部駿馬の国づくり)
  • 第3部 奥州武門 東国武門—北方武門の系譜(源家「明白な宿命」—源氏相伝の意趣;真説「前九年の役」;奥羽清将軍体制)
  • 第4部 平泉政権の論—柳営思想の系譜と構想(将門と頼朝の間;平泉柳営と鎌倉幕府;鎮守府将軍と征夷大将軍;新しい日本史学のために)

「BOOKデータベース」 より

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