ニギハヤヒ : 『先代旧事本紀』から探る物部氏の祖神

書誌事項

ニギハヤヒ : 『先代旧事本紀』から探る物部氏の祖神

戸矢学著

河出書房新社, 2011.12

タイトル別名

饒速日尊

ニギハヤヒ : 先代旧事本紀から探る物部氏の祖神

タイトル読み

ニギハヤヒ : センダイ クジ ホンギ カラ サグル モノノベシ ノ ソシン

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注記

参考資料: p218-219

内容説明・目次

内容説明

初代天皇に譲位した先代天皇、それがニギハヤヒである。記・紀は神武の建国神話を“完成”させながら、なぜわざわざ禅譲したニギハヤヒの存在を残したのか?近年、再評価著しい『先代旧事本紀』を解読することで、記・紀最大の謎を解き明かす。“謎の神”三部作、ここに完結。

目次

  • 第1章 神の国から飛来降臨する「天磐船」—ニギハヤヒに発するイワクラ信仰(水のミソギ、火のミソギ;津波にも動ぜずに屹立する神倉の巨岩 ほか)
  • 第2章 記・紀が明示する「初代天皇」—神武天皇に譲位した先代ニギハヤヒ(その名はニギハヤヒ;あなたの知らない「記・紀の編纂方針」 ほか)
  • 第3章 物部が封印した「天神の血脈」—ニギハヤヒの建国を記す『先代旧事本紀』(『先代旧事本紀(旧事紀)』の核心;『先代旧事本紀』の全体構成 ほか)
  • 第4章 鉄器と五穀を伝えた「渡来の道」紀伊・熊野に根付いたニギハヤヒの血脈(倭武天皇と草薙剣の正体;祟り神・オオモノヌシ ほか)
  • 第5章 ニギハヤヒ神話が証す天皇の秘密とは 八咫烏と太陽信仰の誕生(八咫烏の正体;金烏玉兎 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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