映画の原典を読む : 映画芸術「思想化」の歩み

書誌事項

映画の原典を読む : 映画芸術「思想化」の歩み

渡辺淳著

未知谷, 2011.12

タイトル別名

Lecture des textes originaux du cinéma

映画の原典を読む : 映画芸術思想化の歩み

タイトル読み

エイガ ノ ゲンテン オ ヨム : エイガ ゲイジュツ「シソウカ」ノ アユミ

注記

主要参考文献: p185-190

内容説明・目次

内容説明

“第七芸術”の誕生から一世紀余。映像、言葉、音楽の混在するこの表現を独自の手法で操り、生きた思想を躍動させた作家の中から、今後もいわば映画の原典として、何度も古典の書物を読み返すように、注意深く読み直されるべき作家と作品を厳選、その鑑賞のポイントを丁寧に解説する。決して懐古ではなく、もっと自由に映画を楽しむために。

目次

  • 第1章 作家をめぐって(“想像力”の映像化—レネの“エクリチュール”;反貴族の貴族—ヴィスコンティの映像美学;シュルレアリスムとレアリスム合体の妙—フニュエルの描く夢と現実、聖と俗の世界;“死”に触発された“愛と生”の詩的映像化—ベルイマンの軌跡 ほか)
  • 第2章 作品をめぐって(エイゼンシュテイン『戦艦ポチョムキン』—“モンタージュ理論”の原点;ウェルズ『市民ケーン』—内容・構成・技術の見事な融合;パゾリーニ『テオレマ』—現世の“神と悪魔”を性に見る;デュラス『インディア・ソング』—“狂気の愛”を記録する“異種の映画”)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BB07979306
  • ISBN
    • 9784896423624
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    191p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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