植民地の「フランス人」 : 第三共和政期の国籍・市民権・参政権
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植民地の「フランス人」 : 第三共和政期の国籍・市民権・参政権
法政大学出版局, 2012.1
- Other Title
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Être Français dans les colonies sous la Troisième République : nationalité, citoyenneté et droit de vote
植民地のフランス人 : 第三共和政期の国籍市民権参政権
- Title Transcription
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ショクミンチ ノ「フランスジン」 : ダイサン キョウワセイキ ノ コクセキ・シミンケン・サンセイケン
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University Library for Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo図
235.068:Ma845010722022
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史料と文献: 巻末p8-34
Description and Table of Contents
Description
十九世紀末以降、世界第二の植民地帝国を形成したフランス。民主主義と人権の共和国はいかに自他を差別化し、不平等な他民族支配を正当化しえたのか。文明化の使命による「同化」という定説に切り込み、各植民地をめぐる膨大な行政関連文献を博捜することで、人種や慣習を異にする多様な現地住民の帝国への「包摂と排除」のメカニズムを法制度的観点から明らかにした画期的研究。
Table of Contents
- 第1章 市民と臣民—植民地における二種類のフランス人
- 第2章 フランス植民地主義における「同化」
- 第3章 インド所領—共和国の普遍主義のなかの文化的固有性
- 第4章 セネガル四都市—ディアニュ法の役割
- 第5章 アルジェリア—宗教と市民権
- 第6章 血統と文化によるフランス人種—混血の分類
- 第7章 「アジア人」から「ヨーロッパ人」へ—フランス領インドシナにおける日本人の法・行政的処遇
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