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ヒトラーのウィーン

中島義道著

新潮社, 2012.1

タイトル読み

ヒトラー ノ ウィーン

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注記

主要参考文献一覧: p233-236

『波』2008年12月号~2009年11月号に連載された「ヒトラーのウィーン」に大幅に訂正・加筆を施し、再構成したもの

内容説明・目次

内容説明

各界の天才たちが一堂に会していた頃のウィーンで、天才とはほど遠い落ちこぼれだったヒトラーは、「ユダヤ人絶滅」を「善」とする自らの主観の骨格を固めていった。彼の過剰な健康志向や、潔癖症的傾向も、その根は、浮浪者収容所に潜伏するほどの“負け犬”だったウィーン時代にある。だが現在、ウィーンからヒトラーの行跡はきれいに消されてしまっている。それをあぶり出すべく、ウィーンと関わりの深い哲学者が、後に不世出の「怪物」と化すことにになる男の青春の日々を、様々な視角から追う。

目次

  • 第1章 ウィーン西駅
  • 第2章 シュトゥンペル通り三十一番地
  • 第3章 造形美術アカデミー
  • 第4章 シェーンブルン宮殿
  • 第5章 国立歌劇場
  • 第6章 ウィーン大学
  • 第7章 国会議事堂
  • 第8章 浮浪者収容所
  • 第9章 独身者施設
  • 第10章 リンツ
  • 第11章 ブラウナウ
  • 第12章 英雄広場

「BOOKデータベース」 より

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