朝鮮儒教の二千年
著者
書誌事項
朝鮮儒教の二千年
(講談社学術文庫, [2097])
講談社, 2012.2
- タイトル別名
-
朝鮮儒教の2000年
- タイトル読み
-
チョウセン ジュキョウ ノ ニセンネン
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注記
原本: 2001年1月朝日新聞社刊
内容説明・目次
内容説明
朝鮮における儒教の二千年にもおよぶ展開を丹念に描き出し、朝鮮近代思想史につなげる論考を展開した記念碑的大著。中国・日本と対比しながら二千年を俯瞰する視角は、朝鮮の独自性と東アジアの普遍性を浮き彫りにする。儒学を経世実用の学とみなした潮流を確認し追跡する記述は、朝鮮のみならず東アジアにとっての“近代”を考える出発点となる。
目次
- 「儒教」とは何か
- 孔子以前の「箕子朝鮮」
- 三国時代の儒教
- 後期新羅の儒教
- 高麗王朝の「仏教立国」
- 成宗の崇儒政策と崔承老
- 私学十二公徒と国子監
- 文臣の退廃と武臣政権
- 朱子学の伝播と排仏論
- 易姓革命—高麗から朝鮮へ
- 「儒教立国」のブレーンたち
- 教育と科学、そして王朝実録
- 王調政治の守成—世宗と世祖
- 土林派の形成と士禍
- 朱子学一辺倒と性理学論争
- 東アジアの動乱と朝鮮
- 「崇明排清」の思想
- 英祖・正祖時代の実学派
- ウェスタン・インパクトと朝鮮
- 王朝の斜陽—鎖国から開国へ
「BOOKデータベース」 より