吉野作造の国際政治論 : もうひとつの大陸政策

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吉野作造の国際政治論 : もうひとつの大陸政策

藤村一郎著

有志舎, 2012.2

タイトル読み

ヨシノ サクゾウ ノ コクサイ セイジロン : モウ ヒトツ ノ タイリク セイサク

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注記

文献目録: 巻末p6-15

内容説明・目次

内容説明

大正デモクラシーを言論でリードした吉野作造。だが、彼は帝国主義者、反帝国主義者、「帝国」論者と論じられ、評価は定まっていない。彼についての錯綜した評価はなぜ生まれたのか、そして本来は、どのような目的をもち、いかなる構造にあったのか。東アジア国際政治を背景とし、日付のある思想史を方法として、近代日本のリベラリズムの国際政治論が読み解かれる。

目次

  • 序章 吉野作造と現代の「希望」
  • 第1章 吉野作造の国際政治論における基本原理と目標
  • 第2章 「四海同胞主義」と「民族生存」論の登場—日露戦争より第一次世界大戦期
  • 第3章 「漸進主義」の矛盾—ワシントン体制編成期
  • 第4章 日中提携論への統合—中国国民革命期
  • 第5章 「根本の政策」の試練—満洲事変期
  • 終章 「民族生存」=「四海同胞」のアジアへ

「BOOKデータベース」 より

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