震災と原発国家の過ち : 文学で読み解く「3・11」
著者
書誌事項
震災と原発国家の過ち : 文学で読み解く「3・11」
(朝日新書, 336)
朝日新聞出版, 2012.2
- タイトル別名
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震災と原発 : 国家の過ち : 文学で読み解く3.11
- タイトル読み
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シンサイ ト ゲンパツ コッカ ノ アヤマチ : ブンガク デ ヨミトク 3.11
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内容説明・目次
内容説明
深い洞察力と透徹した文章で知られる元・朝日新聞編集委員が、大震災と原発事故に震える現地を何度も歩いた。そして知る—。著名な文学作品の数々が、この国の過ちを言い当てていたと。「汚染の拡大」「孤立」「内部被曝の危険性」をも告発していたと。
目次
- 第1章 復興には、ほど遠い—カミュ『ペスト』
- 第2章 「放射能に、色がついていたらなあ」—カフカ『城』
- 第3章 「帝国」はいま—島尾敏雄『出発は遂に訪れず』
- 第4章 東北とは何か—ハーバート・ノーマン『忘れられた思想家 安藤昌益のこと』
- 第5章 原発という無意識—エドガール・モラン『オルレアンのうわさ』
- 第6章 ヒロシマからの問い—井伏鱒二『黒い雨』
- 第7章 故郷喪失から、生活の再建へ—ジョン・スタインベック『怒りの葡萄』
- 終章 「救済」を待つのではなく—宮沢賢治『雨ニモマケズ』
「BOOKデータベース」 より