七十歳死亡法案、可決
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七十歳死亡法案、可決
幻冬舎, 2012.1
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七十歳死亡法案可決
七十歳死亡法案、可決
70歳死亡法案、可決
- Title Transcription
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ナナジッサイ シボウ ホウアン カケツ
Available at / 34 libraries
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University of Tsukuba Library, Library on Library and Information Science
913.6-Ka2610016007982
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Note
書き下ろし
装丁 : 鈴木成一デザイン室
装画 : 北村裕花
写真 : 読売新聞/アフロ
Description and Table of Contents
Description
2020年、高齢者が国民の3割を超え、社会保障費は過去最高を更新。破綻寸前の日本政府は「七十歳死亡法」を強行採決する。2年後に施行を控え、宝田東洋子(55)は「やっと自由になれる」と喜びを感じながらも、自らの人生の残り時間に焦燥感を隠せずにいた。我侭放題の義母(84)の介護に追われた15年間、懸命に家族に尽くしてきた。なのに妻任せの能天気な夫(58)、働かない引きこもりの息子(29)、実家に寄りつかない娘(30)とみな勝手ばかり。「家族なんてろくなもんじゃない」、東洋子の心に黒いさざ波が立ち始めて…。すぐそこに迫る現実を生々しく描く。注目作家、渾身の書き下ろし小説。
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