西洋中世の罪と罰 : 亡霊の社会史

書誌事項

西洋中世の罪と罰 : 亡霊の社会史

阿部謹也著

(講談社学術文庫, [2103])

講談社, 2012.3

タイトル読み

セイヨウ チュウセイ ノ ツミ ト バツ : ボウレイ ノ シャカイシ

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注記

原本は1989年弘文堂より刊行

文庫に収録するにあたり『阿部謹也著作集』第5巻を参照した

内容説明・目次

内容説明

エッダ、サガに登場する粗野でたくましい死者のイメージは、中世後期の『黄金伝説』『奇跡をめぐる対話』では、生者に助けを求める哀れな姿となる。その背景には何があったのか?キリスト教と「贖罪規定書」そして告解の浸透…。「真実の告白が、権力による個人形成の核心となる」(M・フーコー)過程を探り、西欧的精神構造の根源を解き明かす。

目次

  • 第1章 古ゲルマン社会の亡者たち
  • 第2章 死者の国と死生観
  • 第3章 キリスト教の浸透と死者のイメージの変化
  • 第4章 中世民衆文化研究の方法と『奇跡をめぐる対話』
  • 第5章 罪の意識と国家権力の確立
  • 第6章 キリスト教の教義とゲルマン的俗信との拮抗—「贖罪規定書」にみる俗信の姿
  • 第7章 生き続ける死者たち

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB08643016
  • ISBN
    • 9784062921039
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    253p
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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