近代日本の宗教概念 : 宗教者の言葉と近代

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近代日本の宗教概念 : 宗教者の言葉と近代

星野靖二著

有志舎, 2012.2

タイトル読み

キンダイ ニホン ノ シュウキョウ ガイネン : シュウキョウシャ ノ コトバ ト キンダイ

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注記

参考文献: p284-301

内容説明・目次

内容説明

「宗教」とは歴史的に変わらないものなのか?翻訳語として近代日本に新たに登場した「宗教」をめぐって、その概念の展開を宗教者の言葉を追うことによって明らかにする。

目次

  • 序 「宗教」概念を対象化するということ
  • 第1部 「文明としての宗教」(開化・宗教・キリスト教;「理学」と「宗教」—明治一〇年代における学問と宗教の位相;仏教を演説する—明治一〇年代中葉における「仏教演説」の位相)
  • 第2部 「文明から宗教へ」(小崎弘道におけるキリスト教/宗教理解の構成;中西牛郎の宗教論;文明から宗教へ—明治一〇年代から二〇年代にかけての植村正久の宗教論の変遷)
  • 第3部 「宗教と道徳の再配置」(道徳と宗教の位相;中西牛郎『教育宗教衝突断案』について—キリスト教の捉え直しと望ましい「宗教」という観点から;『宗教及び文藝』に見る明治末期のキリスト教の一側面)
  • 結 「宗教」概念と宗教の領域をめぐって

「BOOKデータベース」 より

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