浄瑠璃と謡文化 : 宇治加賀掾から近松・義太夫へ
著者
書誌事項
浄瑠璃と謡文化 : 宇治加賀掾から近松・義太夫へ
早稲田大学出版部, 2012.3
- タイトル別名
-
浄瑠璃と謡文化 : 義太夫節成立前後の諸相
浄瑠璃と謡文化 : 宇治加賀掾から近松義太夫へ
- タイトル読み
-
ジョウルリ ト ウタイブンカ : ウジ カガノジョウ カラ チカマツ・ギダユウ エ
大学図書館所蔵 件 / 全79件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
博士学位請求論文「浄瑠璃と謡文化--義太夫節成立前後の諸相」(早稲田大学, 2010年) を加筆・訂正したもの
内容説明・目次
内容説明
近松門左衛門、竹本義太夫に大きな影響を与えた古浄瑠璃太夫、宇治加賀掾。その芸論・技法論について、従来の定説を覆す新発見を含む画期的研究の成果。第5回日本近世文学会賞受賞論文、待望の単行本化。
目次
- 第1章 加賀掾の浄瑠璃芸論(宇治加賀掾の浄瑠璃芸論『竹子集』序文と『塵芥抄』系謡伝書—進藤以三著『筆の次』との関わりを中心に;宇治加賀掾と音曲道歌—『謡之秘書』との関わりをめぐって ほか)
- 第2章 浄瑠璃の謡曲本文摂取(能「正儀世守」周辺—古浄瑠璃「十六夜物語」と妙庵玄又手沢五番綴謡本「正儀世守」との関わりについて;近松と加賀掾の「道成寺物」—浄瑠璃作者が引用した謡曲本文の系統をめぐって ほか)
- 第3章 加賀掾の技法論(“ヲクリ”について—“打切”との関連をめぐって;“色”について—謡の“色”からの影響を中心に ほか)
- 第4章 義太夫節周辺の浄瑠璃諸派(“カゝル”考—土佐節正本を中心に;土佐節譜本の研究—周辺芸能との比較を通して ほか)
「BOOKデータベース」 より