マイノリティは苦しみをのりこえて : アメリカ思春期文学をよむ
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マイノリティは苦しみをのりこえて : アメリカ思春期文学をよむ
冬弓舎, 2012.3
- タイトル読み
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マイノリティ ワ クルシミ オ ノリコエテ : アメリカ シシュンキ ブンガク オ ヨム
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注記
引用・参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
主にハイフン付きアメリカ人(アメリカ以外にルーツをもつアメリカ人のこと)の子どもたちの苦しみに寄りそいながら、彼らの苦難の超克法を、ポストモダンの作品にふさわしいさまざまなアプローチ、理論をもちいて読み解く。
目次
- 第1章 「ウキヨ」の土着化—シンシア・カドハタの『七つの月』
- 第2章 韓国系家族の挫折と自立—アン・ナの『天国までもう一歩』
- 第3章 コミュニティをもとめて—リンダ・スー・パークの『モギ—ちいさな焼きもの師』
- 第4章 チカノの子どもの本におけるラ・ジョローナ伝説—パトリック・ユースタスの『チョーティト』
- 第5章 視覚がもたらす死の受容—アンジェラ・ジョンソンの『犂を打ち鳴らす』
- 第6章 ポストコロニアルな目ざめ—ローザ・ギィの『友だち』
- 第7章 アフリカ系アメリカ人少女の成長と言葉の力—ヴァジニア・ハミルトンの『プリティ・パールのふしぎな冒険』
- 第8章 19世紀女性主人公の「幸運なる堕落」—キャサリン・パターソンの『ワーキング・ガール リディの旅立ち』
- 第9章 「傷ついた癒し人」との出会い—キャサリン・パターソンの『テラビシアにかける橋』『星をまく人』
「BOOKデータベース」 より