佐幕派の文学史 : 福沢諭吉から夏目漱石まで
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佐幕派の文学史 : 福沢諭吉から夏目漱石まで
おうふう, 2012.2
- タイトル読み
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サバクハ ノ ブンガクシ : フクザワ ユキチ カラ ナツメ ソウセキ マデ
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内容説明・目次
内容説明
精神的革命は時代の陰より出づ(山路愛山)。明治文学はみんな幕府方の産物だ。朝敵方の産物だ。賊軍方の産物だ(木村毅)。明治文学の持つ気骨、気力、内面性、反逆性、暗さを、佐幕派の視点で読み抜く。
目次
- 福沢諭吉と近代文学
- 福沢諭吉「痩我慢の説」
- 東海散士『佳人之奇遇』
- ある佐幕派子弟の物語—坪内逍遙『当世書生気質』・二葉亭四迷『浮雲』
- ある佐幕派属吏の命運—北村快蔵の非職と透谷
- 子規・透谷と佐幕派の文学
- 北村透谷「客居偶録」—放浪の旧会津藩士主従
- 山路愛山『人生』『命耶罪耶』—静岡旧幕臣の子弟・子女の運命
- 尾崎紅葉『おぼろ舟』『むき玉子』他—佐幕派子女の物語
- 幸田露伴『風流仏』の文体—佐幕派の執念について〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より