昭和史を陰で動かした男 : 忘れられたアジテーター・五百木飄亭

書誌事項

昭和史を陰で動かした男 : 忘れられたアジテーター・五百木飄亭

松本健一著

(新潮選書)

新潮社, 2012.3

タイトル別名

昭和史を陰で動かした男 : 忘れられたアジテーター五百木飄亭

タイトル読み

ショウワシ オ カゲ デ ウゴカシタ オトコ : ワスレラレタ アジテーター イオキ ヒョウテイ

注記

五百木飄亭の肖像あり

内容説明・目次

内容説明

正岡子規と同郷の俳人で、子規第一の弟子と言われ、医師として日清戦争に従軍した男は、やがて俳句の世界から言論界、そして政治の舞台裏へと歩を進める。原敬暗殺、二・二六、張作霖爆殺事件など、日本が戦争へと突き進む中で果たした男の役割とは?近衛篤麿、大隈重信、田中義一に近く、右翼の頭目・頭山満の衣鉢を継いだ国粋的“浪人”の謎多き一生。

目次

  • 序章 浪人とは何か
  • 第1章 五百木飄亭の青春
  • 第2章 戦場の俳人
  • 第3章 戦争は民族の詩である、と
  • 第4章 政治的ロマン主義へ
  • 第5章 国家主義者の群れ
  • 第6章 帝国主義日本のイデオローグ
  • 第7章 “浪人”の境涯
  • 終章 近衛文麿に看取られるように

「BOOKデータベース」 より

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