アメリカ文学における「老い」の政治学
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書誌事項
アメリカ文学における「老い」の政治学
松籟社, 2012.3
- タイトル別名
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アメリカ文学における老いの政治学
- タイトル読み
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アメリカ ブンガク ニオケル オイ ノ セイジガク
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注記
その他の著者: 石塚則子, 柏原和子, 里内克巳, 白川恵子, 塚田幸光, 松原陽子, 丸山美知代, 山本裕子
参考文献・引用文献: 論末
内容説明・目次
内容説明
「老い」は肉体的・本質的なものでなく、文化的・歴史的な概念である。だとすれば我々はどのように「老い」ていくか、すなわち「老い」の戦略をたてることができる—近年提示された新たな「老い」概念を援用しながら、「若さの国」アメリカで、作家たちがどのように「老い」を描いてきたのかを探る。
目次
- アメリカ文学における「老い」の政治学—その背景と意義
- 老境のマーク・トウェイン—「落伍者たちの避難所」を中心に
- ウォートンの過去を振り返るまなざし—最後の幽霊物語「万霊節」
- 活力を保ち続ける—ロバート・フロストと老いること
- レトロ・スペクタクル—モダニズムの晩年とフォークナーの「老い」の政治学
- 「老い」の/と政治学—冷戦、カリブ、『老人と海』
- 時を超える女たち—ユードラ・ウェルティにおける「女たちの系譜」
- メイ・サートン—老いと再生の詩学
- 高齢者差別社会における「老い」の受容—ジョン・アップダイクの描く「老い」
- 成長と老いのより糸—サンドラ・シスネロスの『カラメロ』に見るボーダーランドの精神
- そして誰もが黒くなった—アリス・ランダルの『風は去っちまった』における再生の政治学
「BOOKデータベース」 より