他者の風来 : ルーアッハ・プネウマ・気をめぐる思索
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他者の風来 : ルーアッハ・プネウマ・気をめぐる思索
日本キリスト教団出版局, 2012.2
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他者の風来 : ルーアッハプネウマ気をめぐる思索
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タシャ ノ フウライ : ルーアッハ・プネウマ・キ オ メグル シサク
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Description and Table of Contents
Description
東西の思想を通しての「聖霊」探究。聖書におけるルーアッハ(神の霊、風)やプネウマ(聖霊、息吹き)は、三位一体論を超えていかに語りえるのか。旧約・ヘブライ思想(預言者、レヴィナス)や新約・キリスト教思想(イエスの受難)、東洋の神秘思想、根源悪などを鑑みながら考究する。
Table of Contents
- 第1部 ヘブライ・旧約的霊感(ルーアッハ)に拠る他者の地平(預言者—その根源 エヒイェ(脱在)・ルーアッハ(プネウマ)・ダーバール(言即事)の三一的相互関係;存在の撹乱から他者“顔”の地平へ—E.レヴィナスの語り;他者相生をめぐるヘブライ的解釈学とルーアッハ—気(ルーアッハ)、psychisme,inspiration)
- 第2部 新約的霊感(プネウマ)に拠る他者の地平—アウシュヴィッツ・ヨハネ・想起の証し(現代において証し・証言するということ—ヨハネによる福音書のパラクレートス論とアウシュヴィッツ証言論を手がかりに;他者の可能的地平とプネウマ(霊)—アウシュヴィッツのショアー(絶滅)とイエスのショアーへの証しをめぐって)
- 第3部 後天開闢的火(気、霊風)からプロメテウスの火へ(水雲崔済愚の神秘体験—東学農民運動の根源(至気・侍天主)から現代の共生へ;プロメテウスの火とプネウマの火)
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